澪工房

2024.9.7

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今回は、昭和の時代にお茶の間に鎮座していたと思われる、

一枚板の天板の立派なちゃぶ台を、リメイクさせて頂きました。

その作業風景や工程などをご紹介させて頂きます。

まずは、錆びた金具を抜き取り脚を外します。

元の塗装を剥がし、ネジ穴跡を補修。

幕板は、蟻継ぎという台形に溝を掘って木部を同じ形状にして差し込む

伝統の方法で接合されていたため、一旦天板と幕板を切り離します。

 

蟻継ぎに差し込まれていた木部が痩せてスカスカになっていたため、

鬼目ナットをねじ込んでレジンで補強。

強度もあり、かつ目立つ割れなどを自然に埋めることが可能。

幕板をボルトでジョイントできるように改造。

脚も塗装を剥がし、錆に強いステンレス製の金具に変更しました。

塗装はナチュラル色のオイルで仕上げ。

 

完成品がこちら。

元の機構と同じように折りたたみが可能です。

 

レトロな香りを残しつつ、リメイクされたちゃぶ台は、

和モダンテイストなコーディネートにぴったり。

 

思い出の家具などのリメイク、リノベーションは、澪工房までお気軽にご相談ください。

 

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