澪工房

2023.6.20

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Rikospoppo (リコズポッポ)の吉田絵里子さんは、北海道の様々な自然な風景をモチーフにした作品を生み出しています。板ガラスをカットし重ね合わせ、およそ800度の電気炉で焼き融合させるフュージングという技法を用いて製作しています。特徴の丸い模様は、板ガラスの角を落としてひとつひとつ切り出した大小の丸いパーツを並べ、イメージするデザインを作っていきます。


 

 

色合いも雰囲気も優しい表情を持つお皿

 

「フュージングガラスというと、カラフルな色の組み合わせが多いので、こんなに優しい色のフュージングガラスを見たことがないです!」と、硝子好きなお客様からの一言。

 

澪工房にはお皿の他にRikospoppoのガラスを使った家具もあります。

 

仏壇SORAとチェストSORA

 

『これなら私も入りたい』と思える仏壇。『見ていて気持ちが明るくなるようなお仏壇を作りたい』と思ったのがデザインのはじまり。いつも晴れ渡る雲の上をイメージした淡い色のRikospoppoのガラスで気持ちが和みます。扉を全開にしても美しい仕様になっています。

 

Rikospoppoがつくるガラスの引き手がアクセントのチェスト。引出しを開ける度に触れるガラスの引手には透明のガラスに白を混ぜています。空に浮かぶ雲を思い浮かべ、爽やかさと優しさを表現しました。引き出しはレールが付いているので奥まで開けても落ちないタイプです。

 

 

仏壇SORA

 

 

今回は「TABLE-仲間と集うダイニング」というテーマにあわせ、いつも作っているお皿の他に、テーブルを彩るアイテムを用意しています。新しい花器は沢山のお花も、一輪のお花も飾れるよう、丸い模様の中に、剣山の役割となるサイズの違う穴が空いています。他にも、カトラリーレストやテーブルランナー等新たなアイテムを製作中。

 

【作家プロフィール】

吉田 絵里子

1983 釧路市生まれ

2002 札幌東高校卒業

2007 武蔵野美術大学  工芸工業デザイン学科ガラス専攻 卒業

2007 – 2014 金津創作の森ガラス工房 EZRA GLASS STUDIO勤務

2010 Glass Claft Triennale 2010 入選

2014 札幌へ帰郷

2015 Rikospoppとして活動を始める 氷滴シリーズが札幌スタイルに認証を受ける

2016 工芸都市高岡クラフトコンペティション 金屋町楽市賞 受賞

 

7月1~2日イベント情報【TABLE~仲間と集うダイニング~】

 

 

【出展者・出展企業】硝子 KIM GLASS DESIGN 木村直樹、フュージング硝子 Rikospoppo 吉田絵里子、陶器 森つくし、錫製品 能作 ※全日作家在廊

【日時】2023年7月1日 sat~ 2日 sun 10:00-18:00

【アクセス】澪工房 札幌市白石区東札幌2条4丁目8-18、駐車場5台、地下鉄東西線白石駅1番出口 徒歩7分

【会場について】澪工房には工房とショールームがあります。イベントは、ショールームの奥にある工房で行います。工房ではテーブルになる天板、ソファなどが展示してあります。またショールームでは、造作家具、ダイニングテーブル、チェア、ソファ、小物などを展示。ご来場時はどちらもご覧いただけます。

 

 

 

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