昨日のラムースのお手入れについての続きを
2020年の記事の再投稿でお届けいたします。
落としきれなかった汚れを二回目の手洗いで
落とせるのか?と
一般的な洗濯洗剤(アリエール)でも汚れは
落ちるのか?を検証です。
二回目の方は、昨日よりも熱いお湯にオキシクリーンを入れて一時間、漬け置きしました。
バケツ半分のお湯にオキシクリーン計量スプーン2杯を入れました。
アリエールで試してみるラムースのビフォーはこんな感じです。
こちらも同じように革みたいに表面が固まっております。
40℃程度のお湯にアリエールを入れて一時間漬け置きしました。
バケツ半分のお湯にアリエールをキャップ半分を入れました。
オキシクリーンとアリエールの漬け置きは比べてみるとはっきり違いました。
オキシクリーンは生地を入れて掻き混ぜるとシュワシュワいいますがアリエールは少し泡立つ程度です。
一時間後、ブラシで汚れを擦りました。
ブラシは洋服ブラシ(毛:ポリプロピレン)を使用しております。
一回目の洗濯で落ちなかった汚れは小さいタワシで擦りました。
注)強く擦り過ぎると生地が傷みます。
アリエールの方はブラシで擦ると泡立って汚れが落ちていくのが分かり易いです。
全面をある程度ブラッシングしたらすすぎます。
今回は最後のすすぎ時に柔軟剤を使いました。
そして数時間乾かします。
検証結果
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
どちらの洗剤もかなり綺麗になりました!!
正直、ここまで綺麗になると思わなかったです。
アリエールの方は一回目なので頑固なシミは少し残りましたが、二回目の洗濯をしましたら完全に綺麗になります。
乾くとシワシワになりますのでアイロンとブラッシングをしました。
ポリエステルですのであて布必須です。低い温度(適温:80℃~120℃)
革のようになっていた表面もブラッシングしたことにより毛羽立ちが少し戻りました!
ただ若干、色落ちがありました。
12年使用して初めての水通しですので当たり前ですが。。
ベニヤに薄い緑色が染み込んでおります。
ポリエステルですのでラムース同士の色移りはありませんが、天然素材には色移りしますので、気を付けたほうが良いです。
洗う回数が増えれば座る面と横面の色の差がハッキリしてしまう可能性があります。
あと、柔軟剤を使っても肌触りはあまり変わりませんでした。
ただ、ポリエステルは静電気を起こしやすい素材ですので、柔軟剤に含まれる「界面活性剤」が繊維に膜を作ってくれて
静電気を溜めにくくしてくれます。
入れたほうが良いと思います。
まとめ
・ラムースは染み込んだ汚れを落としやすい素材である。
・普段のお手入れも洗う時もブラッシングが大切である。
・10年以上メンテナンス無しでも傷みにくい耐久性がある。
・若干色落ちするので、洗うときは単体で洗う。
生地の値段としてはかなり高価ですが、色の豊富さ、肌触りの良さ、耐久性を兼ね揃えているので
ダイニングチェアには最適な張地と言っても過言ではありません。
お子様が小さいから汚れるのが心配なお母さんに大変おすすめの張地です!
今回の検証は以上になります。
新しいネタを考えましたら、また検証してみたいと思います。