2021.11.4
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酒井です。
先週の休日に白老にあるウポポイ (民族共生象徴空間)に行ってきました。
以前は企画でアイヌ文様を使った家具を製作しており、アイヌ文化に興味があったので、出来た当初から行きたかったのですが新型コロナの影響でなかなか行けず。。
やっと落ち着いてきたので紅葉の時期と合わせて行く事が出来ました。
アイヌ文様のコンソールテーブル
入場口
平日でしたが結構見学者が多かったです。研修で来た高校生の団体も何校か来ていました。
ウポポイはポロト湖のほとりに建っておりますのでとても景色が綺麗です。
残念ながら紅葉はピークを過ぎておりましたが、それでも十分綺麗でした。
写真は公式HP参照 https://ainu-upopoy.jp/
園内は、有料ゲート手前に食事処やお土産屋があり、有料ゲートより奥からは国立アイヌ民族博物館、当時の家を再現した家(アイヌ語でチセ)や工芸品を体験できる施設があります。
私はまずレストランでアイヌ料理を現代風にアレンジしたコース料理を堪能。
エゾシカのローストがとても美味しかったです。
国立アイヌ民族博物館ではアイヌ民族の貴重な資料や道具を展示しております。
個人資料以外は基本的に撮影が可能です。
アイヌ民族の間にはたくさんの神(カムイ)が存在しており、神の国はカムイモシリと呼ばれております。
小熊はカムイから養育を任されたものとされており、1~2歳までの間大切に育てられ、その後、イオマンテ(動物の魂をカムイモシリへ送るという意味)の儀式を行い、肉や毛皮を有難くいただいたようです。
別室では、企画展が行われており、世界の民族ビーズ展を見てきました。
以上になります。
時間に余裕があれば刺繡体験やアイヌの方の語りを聞く事が出来ますので、1日かけてゆっくり体験できると思います。
ご興味のある方は雪が降る前に是非行ってみてください!
近くにある卵屋さん「マザーズ」もおすすめです!