2021.10.22
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鳴海です。
先日のブログに載せていた「ダイニングテーブルにやってはいけない事」ですが
実際にオキシクリーンを使い、どのように変化するのか行ってみました!
オイル塗装のされたナラ材の板です。
こちらで実験していきます!
①画面右側に水と、10:1位に薄めたオキシクリーン液を拭くように塗りました。
若干色味が濃くなった印象です。
木目の中へ染み込んだ箇所は、より濃く変色しております。
塗装された木材でも、変化はしてしまいました。
②無塗装の木材で実験
今度は塗装がされてない状態の木材に、②と同様に右半分を拭き、
更に画像の白くなっている箇所へ1滴垂らして半日、放置しました。
③表面を布で拭き取ると
塗装された状態よりもかなり濃く変色してるのが分かります。
また、オキシクリーン液を垂らしていた箇所は変色+木材が脆くなっております。
④クエン酸で中和
アルカリ焼けをおこした木材はクエン酸を塗ることで中和が可能です。
画像2が上からクエン酸を塗り数時間経過した箇所です。
全体的に黒い変色は無くなりましたが、中心の劣化が激しい箇所は白く跡が残ってしましました。
また、全体的にもオイルに水分がついた際のシミが見られます。
1.アルカリ焼け 2.アルカリ焼けクエン酸中和 3.何もしていない箇所
⑤結果
目立たなくすることは多少出来ても、完全に消すには表面を削り、再度オイルを塗る方法しか有りません。
誤ってシミ、傷等付けてしまった際は、対処の方法によっては戻らなくなる場合もございます。
ご自身で対処する前に一度ご連絡をいただければと思います。