2021.6.10 CATEGORY: スタッフ通信 酒井です。 最近、度々ニュースで話題に上げられている「ウッドショック」。 新型コロナの影響により、アメリカの住宅需要が急激に高まり、世界的に木材が不足になってしまい、建築に使われる木材が手に入らなかったり、価格が高騰している問題です。 割合的には住宅でよく使われる針葉樹がとても影響を受けているのですが、家具で使われる広葉樹(ウォルナット、チェリー、オーク、ホワイトアッシュなど)もアメリカ産が多く、これから影響が出始めるようです。 そして次第に他の国の材料や日本の材料の需要が高まり、最終的には全ての木材が不足して価格が上がってしまうだろうと言われております。 悲しいことに家具業界も値上げの渦に巻き込まれてしまいます。 当店の場合ですと、ダイニングチェアは数をまとめて製作しているので、直近での影響はないと思いますが、その都度作るオーダー家具やオーダーダイニングテーブルは影響は避けられないと思うので、現在、家具を検討している方はなるべく早めに行動した方が〇です。 早くても二か月後から何かしらの影響が始まり、特に人気のあるウォルナット材、オーク材、チェリー材は確実に上がりますので、お考えの方はお急ぎください。 ウォルナット オーク(ナラ) チェリー 逆に金額が上がりにくいものは、当店で既に在庫している天板や、工場で在庫している道産材などです。 工房の天板 道産ナラ材のキッチン 現在では家具に使える道産材の種類はあまり多くないですが、今後、この事態をキッカケにどんどん種類が増えていくと思いますので開拓をしていきたいと思っております。