2021.2.22
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- 納品事例
酒井です。
先日、新築マンションの引っ越ししたお客様の御宅にカウンター下収納とキッチン背面収納を納品しました。
お客様のご要望は
①中途半端に迫り出したキッチンカウンターが使い辛いので収納にしてしまいたい事
②そのカウンターの下にある暖房を隠したい。
③カウンター下収納に無印良品のファイルを収納したい。
④キッチン背面収納は下台が全て引き出し+吊り棚は扉にしたい。
という内容でした。
まずはお客様と一緒に新築マンションの内覧会に参加し、置きたい場所の寸法を計測しに行きました。
実際に伺ってみますと確かにカウンターの迫り出しが中途半端でカウンターテーブルとしては使い辛そうです。
暖房も微妙な位置に付いており、ダイニングテーブルも置き辛そうでした。
また、左側に電気関係の点検孔が付いておりました。
これは何か電気の不具合があった時に開けられなくてはなりませんので、家具と干渉しないように設計の段階で考慮します。
こちらはキッチンの背面の壁です。
特に家具に干渉するところはないだろうと思っていたところ、左側が引き戸の窓になっておりました。
ここに家具をピッタリ寄せてしまうと窓を開け閉めするときに擦れてしまいますので少し離す必要があります。
以上の事を頭に入れながら、設計をし、納めさせていただきました。
カウンター下収納 セン板目練り付け材
左側の点検孔を開けられるように少し隙間を設けました。
暖房カバーも簡単に取り外しができ、無印良品のファイルもピッタリ納まります。
さすがにカウンターの奥行きが少なすぎて、家具はファイルを入れる為にカウンターより50mm程奥行きを出しました。
出入りの違和感が無いようにカウンターと収納の間には少し隙間を設けました。
キッチン背面収納も窓と冷蔵庫スペースに干渉せずに寸法通りに納まりました。
お客様にも喜んでいただき、大変良かったです。
Y様この度はありがとうございました。
マンションは戸建と違い、躯体や配管スペースなどで凸凹が出やすく不便に感じてしまう部分がどうしても出てきてしまいます。
そういう時にはオーダー家具で綺麗に納めてスッキリするのはいかがでしょうか?
ご相談お待ちしております。