2021.2.13
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- スタッフ通信
日下です。
お客様がオーダー家具を作られる前に、どんな暮らし方をしていらっしゃるかお尋ねすることがあります。
暮らし方によって家具の仕様のご提案が変わります。
例えば「お掃除ができるだけ楽なように」や「優先順位は見た目!」とか、
コレクションを飾って「見せる収納をしたい」細々したものは見えないように「隠す収納にしたい」
「ペットと暮らしているので、〇〇してほしい」
本をたくさん持っていて本に囲まれて暮らしていので「壁一面本棚にしたい」
「ソファで横になりたい」や「ソファでごろ寝は絶対禁止!!!」というお宅もあり様々。
私は、ずっと前から「家」と「家具」に興味があって、好きなものだけに囲まれて暮らしたいと思っていました。
お料理が好きなので、『キッチンに住んでいるような家』をテーマに掲げ、家の設計をしていただきました。
友人が一緒にキッチンでお料理ができる広さで、アイランドカウンターにはお皿をずらりと並べ、盛り付けが楽になるようにしたい。
できるだけ家の中は片付いている状態にしたいのと、ペットの大型犬がいるので、モノが取られないようにすることが必須条件。
ほとんどのモノは収納内に納めてしまいます。ティッシュもゴミ箱もリモコンも。
おかげでお掃除はモノをどけなくてよいので楽々です。
そんな思いや状況もあり、どこに何をしまうかまで決め、収納のデザインやサイズを決めていきました。
スッキリした暮らしをするために、不要なものは心を鬼にして断捨離!
引戸だと、犬が開けてしまうので、引き出しか、扉をチョイス。
私にとっては、とても使い勝手の良い仕様になりました。
造作家具やキッチンをお作りになる皆様は、どんな暮らし方をしたいかを、
まずはじっくり考えてみるのはいかがでしょうか?