2020.10.26
- CATEGORY:
- スタッフ通信
酒井です。
新築などでキッチンをお考えになる際、ビルトイン食洗機を何にしようか結構悩む方は多いと思います。
国内メーカーですとPanasonic、Rinnai、三菱がポピュラーで、
海外メーカーですとMiele、AEG、BOSCH、GAGGENAUがポピュラーです。
Panasonicの食洗機
Mieleの食洗機
比較すると、国内メーカーは海外メーカーと比べると価格が安く、メンテナンスがしやすいですが、洗える量が少ない。
海外メーカーは洗える量が多くて、音も静かですが、価格は国内メーカーの2~3倍しますしメンテナンス対応スピードは国内メーカーに劣ります。
ネットの評価や口コミでは上記のような印象を持たれると思います。
ですが上記は食洗機のみに注目した場合の比較で、実は食洗機は周りの収納力にも影響を与えます。
海外メーカーは食洗機内部を下まで目一杯使えるようにしている為、給排水ホースは↓の赤丸の様に左右どちらかの収納に設置しなければなりません。
ですので、引き出しの奥行きが150mm程度狭くなるなど、他の収納スペースに影響を与えます。
一方、国内メーカーの食洗機は↓の図のように、給排水ホースを本体の下に収納しておりますので、左右の収納に干渉しません。その分、洗える量が少なくなっているのです。
もしかすると既製キッチンはどちらの食洗機でも使えるように、初めから引き出しの奥行きを狭くしているかもしれませんが、当店のようなオーダーキッチンを作る会社ですと、引き出しを目一杯の寸法で設計しますので、この違いは結構大きいです。
お互いにメリットデメリットがありますので単純に評価やブランドで選ぶのではなく、それぞれの生活スタイルを考えながら、どの食洗機が自分に合っているかを決めると良いと思います!