2020.8.18
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- スタッフ通信
酒井です。
皆様は建築業界、家具業界で使われている広葉樹の産地を気にしたことはありますでしょうか?
日本は森林がたくさんあるからほとんどが国産でしょ?と思われるかもしれませんが、実は全体の約8割は海外産です。
日本では成長の遅い広葉樹より成長が早い針葉樹を多く植えられていた時代がありますので、海外のようにある程度の太さがある広葉樹が少ない為、輸入に依存している状態です。
特に北海道は森林保有面積が大きい割に、道産材の活用が少ないです。
最近では道材を使う動きもあるのですが、まだまだ先は長そうです。
そこで今回は当店で扱っている北海道産の木材をご紹介いたします。
①カバ材
マカバ材のダイニングテーブル
カバ材はマカバ材とダケカンバ材があります。
道産材は特にきめ細かくて美しくて当店ではとても人気のある樹種です。
②ナラ材
道産ナラ材のキッチン
道産ナラ材のダイニングテーブル
道産と言えばナラ材と思う方も多いのではないでしょうか?
北海道を代表する樹種ではありますが近年は太い材料が無くなっており、以前ほど道産ナラ材を使用した家具は少なくなってしまいました。
当店では道産ナラ材の突板を使ったキッチンや間伐材を使ったダイニングテーブルを扱っております。
③エゾヤマザクラ材
エゾヤマザクラ材の収納
エゾヤマザクラ材の手洗台
エゾヤマザクラ材のスツール
暖かみのある色となめらかな手触りが特徴のエゾヤマザクラ材。
道民にとって一番身近なサクラの木です。
当店では主に造作家具やスツールに使用しております。
安定的に取り扱っているものは以上になります。
他にもクルミ材やセン材、ときにはエゾマツ材や道南杉も扱う事があります。
北海道に住んでいるからには道産材を使った家具が欲しいという方は是非当店にご相談ください。