2020.8.6
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- スタッフ通信
酒井です。
本日は無垢材のダイニングテーブルを選ぶ時のポイントについてお話をさせていただきます。
一般的に無垢材のダイニングテーブルを選ぶときには、気に入る樹種を見つけてからサイズを選んでいくと思います。
そして希望の幅と奥行きサイズが見つかったら、注文!という流れが多いと思います。
実はこの流れは2つの重要なポイントを見落としております。
1つはテーブルの高さ。
このブログで何度かお伝えしておりますが、テーブルの高さはダイニングチェアの座面の高さによって決まります。
例えば座面の高さが420~430mmの椅子には700mmの高さのダイニングテーブル。
座面の高さが400mmの椅子には680mmの高さのダイニングテーブルが合います。
詳細はこちらのブログをお読みください。
2つ目は天板の厚みです。
無垢材は厚い方が良いという意見もあるかもしれませんが、実は厚すぎると困る事があります。
それは肘掛け付きの椅子を使用する場合です。
1つ例を挙げます。
ダイニングテーブル 高さ680mm 天板厚み60mmに対して
UZURAチェア 座面の高さ400mm 肘掛けの高さ630mmをセットした場合
テーブルの高さと椅子の座面の高さの相性は良いのですが、なんと、天板が厚すぎて椅子の肘掛けが当たってしまいます。
広い空間ですとこれでも問題はないと思いますが、一般的には肘がテーブルの下に入らないと通路が狭くなってしまいます。
また、肘が入る高さまでテーブルの高さを上げてしまうと、今度はテーブルの高さと椅子の座面の高さが合わなくなってしまいます。
上図のようにテーブルの高さが695mmになってしまい丁度良い高さから15mmオーバーしております。
たった15mmと思うかもしれませんが、座り比べると結構違います。
以上の事から天板の厚さはあまり厚くない方が良いと言えます。
厚くても40mmまでの天板ですと大抵の椅子に合ってくると思います。
肘掛けが付いていない椅子やYチェアなどの肘掛けを中に入れない前提で作られている椅子にはあまり気にする必要はありません。
テーブルや椅子は使い心地と座り心地が重要になってきますので、この2点をしっかり意識しないと良さを十分に発揮しません。
買い方としましては、椅子を先に選んだ方が、椅子に合った天板をおすすめしやすいです。
ダイニングテーブルや椅子をお求めの際は、今回お伝えしたことを意識して選んでいただければと思います。