2020.7.7 CATEGORY: スタッフ通信 鳴海です。 木製の天板には大きく分けて2種類の塗装方法があります。 ウレタン塗装とオイル塗装です。 それぞれ特徴があり、ウレタンは表面に薄い塗膜が出来るので素材が木製でも水拭き可能です。ただし、傷つくと簡単には直せません。 一方、オイル塗装は木に染み込ませる塗装なので、自然な質感に仕上がりますが、水気に弱く水滴がついたまま長時間放置するとシミやガサつきの原因となってしまいます。 ですが、メンテナンスが簡単で小さな傷ならご自宅でも簡単に直すことができます。 今回は【オイル塗装】の天板の磨き直しを頼まれました。 ウォルナット材の天板ですが、お客様曰く家具用の洗剤をつけてこすったらこの様になってしまった様です。 表面の塗料が広範囲で剥がれてしまっています。 これだけ大きいと手作業で直すのは中々大変です。 表面を磨き、再塗装した物がこちら↓ 汚れて見えているのは表面だけなので、磨けば新品同様蘇ります! オイル塗装の天板のお手入れは乾いた柔らかい布で優しく拭くだけで大丈夫です。 万が一、汚れ、傷、シミ等ができてしまった際は表面を紙やすりで磨き、再度オイルを塗ってあげれば元通りになります。 正しいお手入れを定期的にしてあげれば、一生物の家具になりますね!