2020.6.21
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7月4日(土)5日(日)開催のHOME-衣・食・住 展
昨年に引き続き参加の藍染風布・丹羽花菜子さんのご紹介です。
札幌出身で現在は茨城県に工房を構え、
近くの畑で無農薬の藍の原料を育てながら、
「天然藍灰汁発酵建て」という手法で藍染を行っています。
蝋で布に模様を描く”ローケツ染め”の模様が特徴です。
昨年は、伝統的な藍染の手法や、
インディゴと藍の違いのお話など、
丹羽さんの藍染について、とても興味深い話をお聞きすることが出来ました。
今回はテーマにもある「衣」にも力を入れ、制作しています。
こちらは、服をはじめとする数々の道具作りをするブランド「TANSU」と藍染風布のコラボで生まれた
天然藍染のワークウエアで、使い込むことで味が出る丈夫なオリジナルファブリックを使用した
ありそうでなかったショート丈のカッポウ着です。
また、今回注目のもう一つのアイテムは「食」に関わる”蜜蝋ラップ”
藍染した布木綿の布に蜜蝋や天然オイルを染み込ませた100%自然素材のラップです。
手の温もりで包み込むようにすることで蝋が柔らかくなり、
食材や器にピタッとくっつきます。
プラスチックごみを減らすという観点からも注目されているアイテムですが、
藍染風布のローケツ染めの布だと、更に愛着が湧きそうです。
ぜひ手に取ってご覧ください。
他にも身に纏うものや、東袋、藍染マスクなども登場予定です。
丹羽花菜子
1985年札幌市生まれ
2003年北海道立札幌南高校卒業
2008年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業
大学在学時の2009年より、東京都青梅市の藍染工房壺草苑で働き始め、
その後9年間勤務。
2016年茨城県つくば市に移住。
常総市の畑で藍を育て、藍染の原料・すくも作りに挑戦。
2017年藍染風布として活動を始める。
藍染風布HP
HOME-衣・食・住 展
2020年7月4日(土)11:00~18:00
5日(日)10:00~18:00
会場:澪工房 倉庫
※同時開催 澪工房21周年フェアは両日ともに10:00~の開催です。
※感染対策のため、マスク着用でのご来店をお願い致します。
※会場は風通しが良いですが、多くの方にご来場いただいた場合は入場制限をさせて頂きます。