2020.4.13
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- スタッフ通信
酒井です。
工房に3mのマカバ材の天板が入荷しました!
5月に納品予定の天板です。
これから表面を磨き上げ、オイル塗装を施していきます。
最近はマカバ材が希少になってきており、久しぶりに見た気がします。
そもそもシラカバ以外のカバ材を天板で扱っている家具屋は少ないです。
当店では創業初期の頃からカバ材を数多く販売しており、想いの強い樹種の一つです。
当店で扱っているカバ材はマカバ材とダケカンバ材です。
マカバの木は日本に自生するカバの中で最も大きく育つ種類です。
木目が真っすぐ通っていて、磨くと艶が出ます。
私は数多くの天板を見てきておりますが、最も美しい木材は?と聞かれたら、「道産のマカバ材です。」と答えると思います。
その位、美しい木です。
ダケカンバは漢字では「岳樺」と書きます。
名の通り、森林がほぼ無い亜高山~高山帯の岳に自生する種類です。
過酷な地に自生する為、グニャグニャ曲がって育ちます。
グニャグニャ曲がる事により木目の方向が入交り「ギラ」という美しい木目を生みます。
この煌びやかさもマカバ材に負けないくらい美しいです。
きっと今回の3mのダイニングテーブルも美しい仕上がりになるでしょう。
今から納品が楽しみです。
4月に入社した新人の大内君が脚の取り付けを行っておりました!
これから納品も一緒に行いますので、よろしくお願いいたします。