2020.3.14
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- スタッフ通信
日下です。
みなさん 椅子をデザインだけで選んでいませんか?
ちょっとしたポイントを知っておくと、座りやすい椅子を選ぶことができます。
【ダイニングテーブルに合わせる椅子の場合】
澪工房では、可能であれば、まず椅子を先に選んでいただき、
それからダイニングテーブルの高さを決めて作ります。
何故かというと、身長は決まっているので、ご自分に合った椅子選びが大事だと思うからです。
靴をはいたまま座ってみても、家の中の感覚とは変わってしまいます。
澪工房では、家の中と同じ状態で選べるように、靴を脱いで上がって頂いています。
例えば、身長157㎝の私は、座面の高さ440mmの椅子ですと、
深く腰掛けると足がプラプラ浮いてしまいます。
高さ400mmの椅子ですと深く腰掛けてもかかとが床について楽に座れます。
まずはたくさんの椅子に、家の中の状態 コートも靴も脱いだ状態で深く腰掛けてみましょう!
椅子の奥行によって、ちょうどいい高さも変わってくるので、
ひとつひとつ座り比べてみてください。
遠慮せずに、何度も座り比べてみることをお勧めいたします。
座面が高すぎた場合 当店では身長に合わせてカットも承っています。
なんとなくデザインだけで選んでしまうと、あれ?なんとなく座りづらい!
ということになりかねないです。
【ソファの場合】
ソファ選びは、お客様のライフスタイルと関係してきます。
食事の後 テレビを正面にじっくり映画を観たい!本を読みたい!
ソファで横になってうたた寝したい!
腰が痛いので硬めの沈まないものがほしい!
床に近い生活をしたいので低めのソファがほしい!
・・・というように、まずはお客様のライフスタイルやソファに求めているものをお伺いしています。
寝心地よいソファは、ベッドのスプリングと同じ、ポケットコイルを使用したものがおすすめです。
硬めのソファをご希望の方には、しっかりしたウレタンを使用したソファがおすすめです。
ソファは見た目ではわからず、中の素材で座り心地が違います。
奥行きが広めだと、あぐらがかけたり、寝転がりやすいですね。
ひじ掛けが高めだと頭をのせて枕にしにくいですが、
テレビを見たり、本を読むときには便利です。
当店では、ソファも靴を脱いだ状態で、寝転がっていただいたり、ソファにしばらく座って
打ち合わせをしたり、それぞれ座り比べて頂きながら、じっくりお選びいただいています。