澪工房

2020.3.2

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酒井です。

 

明日は桃の節句。

 

 

桃の木ネタを考えたかったのですが

桃の木を見た事が無く、知識不足ですので

 

代わりに桃と同じバラ科の花梨(カリン)について話したいと思います。

 

 

引用元 庭木図鑑 植木ペディア

 

 

桃も花梨も中国が原産の木です。

花梨は秋に黄色い洋梨のような実がなり、薬として中国では古くから親しまれてきました。

 

引用元 庭木図鑑 植木ペディア

 

 

のど飴にもよく使われております。

 

画像引用 Lotte

 

 

私にとっては龍角散のど飴と同じくらい信頼感のあるのど飴です。(笑)

 

 

庭木や盆栽にも親しまれており「実もの盆栽の王様」と称されております。

 

 

 

 

高級なフローリング材や家具の材料としても

名前を聞いたことがあるかもしれませんが

実は材料として使われるカリンは全く別の木です。

 

 

 

よく混同されがちなのですが材料として使用しているカリンは

東南アジアのマメ科の植物でして別名インドシタンまたはインドカリンと言います。

30~40mほどの大木になるくらい育ちます。

 

引用元 https://uforest.org/Species/P/Pterocarpus_indicus.php

 

 

バラ科の花梨は樹高が6~8mくらいなので材料には適していないようです。

 

 

 

マメ科のカリンは丸のこで切るとバラのような甘い香りがします。

現在では絶滅危惧されており、むやみな伐採や輸出入を禁じられている種類です。

 

マメ科のカリン材の木目

 

 

なぜ同じ名前を付けられているかというと

マメ科のカリンとバラ科の花梨は木目が似ていたからとされております。

 

なんて曖昧な理由なのでしょうか(笑)

 

 

漢字では「梨の花」と書きますので

表現としましては梨っぽい実がなるバラ科のカリンを「花梨」とし

マメ科の「カリン」はカタカナで表すことが分かり易いのではないかと思います。

 

※実は中国にはもう一種類同じ呼び名で華櫚(カリン)木というややこしい木もありますが

どれがどれだか分からなくなりますので、ここでは割愛します。

 

 

 

 

 

 

現在、マメ科のカリンを使ったリビングテーブル、サイドテーブル、チェストを

限定販売する為の準備をしております。

 

 

 

3/20~22に行うSPRINGフェアに販売いたしますので

ご期待ください。

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