澪工房

2019.12.13

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鳴海です。

現在、倉庫に展示してあるオイル塗装の天板はほぼ私が仕上げてますが、

その中でも磨いていて、楽しい材が【樺】です。

読めますか?

正解は【カバ】です。

北海道だと白樺が有名ですが、太さのあるものが少ないためあまり家具には使えず

澪工房ではマカバやダケカンバと言う樺の木を主に使用しています。

他にも、雑カバ、ソウシカンバ、エゾノダケカンバ、広葉樹の女王、等色々と呼び名があります。

カバ材特徴としては、

硬く、木肌は緻密で均等。 

反り等の狂いも少ないとされています。

色味は木の中心と外側(耳)ではっきりと分かれます。


しかし、私が思うにカバの一番の良さは【ギラ】です。

ギラとは読んで字のごとく木目の中にギラギラと光って見える模様があるのです。

もちろん、カバ材の木目の上品な美しさや、きめ細やかな風合いもありますが

やっぱり私は【ギラ】が好きです。

オイル塗装をする前の状態。

白く、はっきりとしない見た目です。

塗装後

中心に近い部分は赤く

外側(耳)の部分は白く

はっきりとしました!

耳付きの自然な形が綺麗です!
この白い模様が【ギラ】です
木目も綺麗です。

 

 

今日も綺麗なギラに仕上がりました!

現在ショールームに樺の天板、展示ございますので是非ご覧にいらしてください。

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