久しぶりに南つぶやきます。光栄な仕事を頂きました。
1月11日 札幌市から電話があり、相談したい事があるので
市役所に出向いてほしいとのこと。夕方広報課へお伺いする。
市よりお礼とお祝いとして、レプリカのメダルケースを贈ろうという話が出ていて、
やはり良いデザインのスタンドがない。
1月12日 当店定休日ではあるが、図面を引き始める。
製作にあたり4社が関わることとなる。
1)鞄のいたがき・・・赤平に本社がある、手造り鞄の会社
2)インテリアスチール・・・当社へ鉄・ステンレスを供給してもらっている会社
3)リブギャラリー・・・鉄のタタキを供給してもらっている
1月13日 午前中に正式図面を原寸で製作。いたがきさんには、
革のサンプルをインテリアスチールには、メダルと同じ大きさの鉄板を作ってもらい、
リブギャラリーさんには、箱を立てる時の鉄のフラットバーを叩いてもらう。
この3社に翌日午前中までに当社に届くよう、極めて無理な話をお願いした。
市役所広報課に連絡して打合せ時間の予約をする。
・図面 ・一連の流れが理解できるスケッチ ・当社の小箱(札幌スタイル認証製品“筆箱”)
【箱のコンセプト】
鉄の農耕具、切りだした木材を運ぶ馬の馬具(革)など、当時使用した素材、
木、鉄、革をこのメダル箱に使いたい。(澪工房のテーマにもしている)
1月14日 3時 用意したものを鞄につめて広報課へ。
箱の厚み(板厚6㎜)が気になるとの事で、10㎜に変更することになる。
持ち手がほしいとの話も出る。どう手渡すか?
風呂敷に包んではいかがですかと提案。
これも見繕うことになり箱製作を正式に進めることとなる。
翌日図面訂正。TADよりいたがきへ革貼り用下地の木地郵送
1月17日 何日か続いている大雪で車で行くことを断念しJRで旭川のTADへ。
箱の図面と鉄のスタンドを持って打合せ。
いたがきさんから革張りの部材が届いてから製作することになる。
打合せ終了後、ベースになる材料探し。
箱はシンプルで軽快に製作し、ベース部分は自然の荒々しさを表現したいため、
木の表皮が付いた材を探すが、本当に少ない。
クルミ材を探し出す。
黒い表皮を残して原寸にカットしてもらい
手かけを彫り込んで、外寸法だけ整える。
そして作る箱と同じ大きさの板も作る。
これで全体の大きさが解るサンプルが
出来上がった。
まだ吹雪が続いている中JRで札幌へ。
そのまま風呂敷を見に行き
板の箱の大きさのサンプルを取り出し、
風呂敷の寸法をチェック、ここで
大きさ、素材、色の下見を終わらせ、
包み方を教えてもらう。
2月18日 札幌スタイル認証日
午後二時より上田市長より
札幌SHIMAU箱の認証賞を頂くことになっているが、
その前に広報課に寄り途中経過報告。
木のベース、箱の原寸の板を見てもらう。
まだ大きさだけなのであまりイメージできない
かもしれないが・・・。その後認証式に出席。
1月21日 いたがきの丸山さんより電話にて相談があり、
メダル66㎜φ+3.5㎜を入れる革の受け材を作るには
67㎜の鉄(革に押し付けて圧をかけて凹みの部分を作る)と
真ん中に69㎜φで4㎜の凹みのある100㎜角の9㎜合板が必要との事。
南は、出先だったためヨドバシカメラのベンチにてスケッチを描いて
近くのコンビニからTADといたがきにFAXを送り食い違いがないかを確認。
電話にて67㎜φの4㎜厚で依頼。会社に戻り3社と確認作業。
1月24日 大雪も落ち着いてきて曇り空、赤平のいたがきへ向かう。
着くころには旭川(TAD)から合板が届いている予定。10時到着。
社長に挨拶とお礼の後、丸山さんと職人さんと打合せ。
1月26日 TADより連絡あり
100㎜角の四隅が丸みがあるがどうする?
との相談くるみの木で埋めて下さいとの指示
(指示は簡単しかし90°に木部に5Rの
埋め木は難しいな・・・)
1月27,28日 風呂敷を買いに行き、それを札幌スタイルの仲間
脇本商事の脇本専務に刺繍を依頼する。紫の風呂敷に紫の糸でお願いする。
2月4日に広報課に届ける約束。全ての工程を打合せして、
後は箱製作と名入れを残すのみ、2月1~3日に揃うはず。
2月3日
午前中に風呂敷が届き、
昼過ぎに箱が届く。
いい!!
スタンドが付く。
どちらか1つは必ず余り。
それをどうデザインするか。そして
それを使わない時どこに置くか。
残るものをどうするか???
もっと大きな残る物を作り、
それに彫って隠してしまえば
小さな残る物は目立たなくなる。
大きな残る物の表皮付のベースを
作ったのが良かったのかな。
永く使って頂きたい箱と表皮付の
ベースです。