当店で扱っている木材について

当店で扱っている木材について解説いたします。

1.エゾヤマザクラ

北海道、本州中北部、サハリンなどに分布する。
北海道では最も代表的なサクラで、街路樹や公園樹としても、広く利用されている。

仕上げてすぐは、褐色で、暗緑色の縞模様が入ることがある。
経年変化で赤味が増し赤褐色になる。
木質はやや硬く、緻密で粘りがある。木目がはっきりしていて、木肌は滑らかで磨くと光沢がでる。

また山桜は、日本では最もポピュラーで香りの強い燻煙材(スモークチップ)として人気が高く、羊・豚肉などのクセのある素材にむいてる。

高級家具材、楽器材、建築材、造作材、彫刻材などに使われる。

当店では、造作家具、チェスト、北の玄関小物「ちょこっとシリーズ」「札幌SHIMAU箱シリーズ」などに使用。

2.クルミ

北海道から本州、四国、九州に自生。また、樺太にも分布する。
主に、山中の湿地に生え、あまり大径木にはならない。
主にクルミ材として使われるものは、日本ではオニグルミである。

仕上げてすぐは、灰白色~褐色。経年変化でやや黄色味が増す。

粘りがあり、狂いが少ない。 木目はおとなしめな印象。

西洋のクルミ材(ブラックウォルナット)に比べるとやや柔らかな材だが、適度な強度を持つ。また使い込むほどに味わいを増す。

家具材、彫刻材、建築材、器具材など。熱を通しにくいため銃床としても使われる。

当店では、主にダイニングテーブル、テレビボード、チェストなどに使用。

3.ナラ

伐採すると大量の水を噴出するので別名「ミズナラ」とも呼ばれている。
北海道から本州、四国、九州に生育。北海道産が特に質がよいとされる。

仕上げてすぐは黄褐色で、経年変化で、黄色味のある濃い褐色になる。
虎の毛の様な模様の虎斑(とらふ)が現われるのが特徴。
木質は重硬。上質な風格を持ち合わせ世界的にも銘木である。

家具、床材などに使われる。またウィスキーの醸造樽の材料としても有名で、液漏れが起こらず、導管孔からわずかに空気が入るため、まろやかな味に仕上がるといわれている。

当店では、主にテーブルやチェストなどに使用。

4.タモ

別名; ヤチダモ。
北海道に多く、本州北・中部にもごく僅か分布。湿った山地に多い。
仕上げてすぐは淡い黄白色、経年変化で、黄褐色になっていく。
木目ははっきりしている。
木質はやや硬く弾力性がある。

ボートのオール、ホッケーのステッィックなどに使われる。野球のバッドに使われているのは「アオダモ」
家具材、造作材、器具材、ベニヤ材、土木材などに使われている。

当店では、主に造作家具、テーブルなどに使用。

5.ホワイト アッシュ

北米全域に生育。
仕上げてすぐは白色~灰褐色、淡褐色、褐色の縞が入った薄黄色までさまざま。
経年変化で、黄色味のある褐色になる。

適度に堅く、耐久力がある。タモよりも少し硬い。

最初は木目がはっきりしているが、時が経つと全体的に色が濃くなり馴染んでくる。

家具用材、建築用材、ドア材、合板材、運動器具などに使われている。

当店では、椅子の木部、ソファの木部、テーブルなどに使用。

6.ダケカンバ

北海道、及び、本州の標高の高く、気温の低い地域に分布。
直径が1メートルほどの大きさになる。
仕上げてすぐは、淡い黄白色~淡い黄紅褐色。

基本的には標高1500m以上の日当たりの良い場所に分布している。
狂いが少ない、水に強い、粘りがある。
磨くと光沢が出て、非常に美しい仕上がりになる。

家具材、内装材に使われている。
当店では主にダイニングテーブルに使用。

7.ブナ

北海道南部から本州、四国、九州で、山の奥地に多く生育する。特に東北が主産地。
仕上げてすぐは淡い黄白色~淡紅色で、経年変化で紅褐色になる。

木質は重硬で、曲木加工に適している。小さな斑点が現われるのが特徴。木肌は滑らか。

家具材(主に脚物家具)、スキー板、ベニヤ材、玩具材、楽器の鍵盤、漆器素地、銃床材、箱材、パルプ材、薪炭材等多岐に使われている。

当店では、主に椅子の木部に使用。

8.アサダ

北海道、本州、四国、九州に自生。北海道の十勝・日高地方に多い。

仕上げてすぐは褐色を帯びた白色~紅褐色 経年変化で濃い紅褐色になる。

木質は重硬。木肌は緻密で光沢があり、表面仕上がりが美しい。

家具材、靴の木型やフローリング材、器具材、建具材、船舶材、薪炭材などに使われる高級材。

当店では、主にダイニングテーブルに使用。

9.ニレ

一般に言うニレは、ニレ科の樹木の総称で、「ハルニレ」のほか「アキニレ」「オヒョウ」などがある。

北海道、本州と広いが、大部分は北海道産。

仕上げてすぐは黄白色~淡褐色でややグレーがかった色。経年変化でグレーがかった茶褐色になる。
木質はやや重硬。ねばりがあるので曲木に適している。木目ははっきりしている。

車両材、家具材、造作材、ベニヤ材、枕木など、他にも幅広く用いられる。

当店では、主にテーブルに使用。

10.セン

別名;ハリギリ。
日本各地に生育するが、多くは北海道に自生する。9割は北海道産である。

仕上げてすぐは淡黄白色~淡灰白色。木目がはっきりしていて、時を経ても、ほぼ白いままである。

高級材のケヤキに似た木目を持つことから欅の代用品としても使用される。
肥えた土地に自生するので、北海道開拓時代はこの木が農地開墾適地の目印だった。

小樽市祝津の「鰊漁場建築(にしん御殿)」の大梁にはハリギリが使用されている。
アイヌは丸木船(チプ)の材料として用いた。

建築、家具、楽器(エレキギターや和太鼓材)、仏壇、下駄、賽銭箱に使われている。

当店では、主にテーブル、椅子の木部に使用。

11.シウリザクラ

本州の中部以北から北海道、千島、樺太、中国大陸東北部などに分布。

樹高は20mにもなる。花は普通の桜の花とは違い、穂状に白い花をたくさん付け、果実は黒く熟す。

仕上げてすぐは淡黄白色~赤みを帯びた黄褐色。経年変化で紅褐色になる。

木質は、ヤマザクラに似ているが、やや軟らかい。木肌は緻密で美しい。 

家具材や楽器材、器具材などに使われる。

当店では、主にダイニングテーブルに使用。

12.ブラック ウォルナット

アメリカ東部、カナダのオンタリオ州など。
特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどが主産地。

仕上げてすぐは、紫色を帯びた薄褐色~濃褐色だが、経年変化で黄色味のある茶色になる。

木材の多くは日に当たると色が濃くなるが、ウォルナットは色が薄くなる。
不規則な濃淡の縞があることが多い。

木質はやや硬くで、狂いが少ない。

家具、ドア材、造作材、フローリング材、内装パネル材、楽器材、銃床材などに利用されている。

チーク、ローズウッド、マホガニーと並んで世界的な高級材。

当店では、主にテーブル、チェスト、椅子の木部に使用

13.ブラックチェリー

アメリカの東部全域。
仕上げてすぐは、淡いピンク色、経年変化で濃い紅褐色になる。

木質はやや軽軟。木肌は緻密で表面の仕上がりは美しく高級感がある。

黒い斑点や筋状の模様が入るのが特徴。 
日本のさくらんぼより大きい赤黒い実が食用として有名。

家具材、キャビネット、パネル材、ドア、楽器などに使われる。

当店では、主にダイニングテーブル、造作家具に使用。